乳腺外来
乳腺外来
近年急増している乳がんに対して、マンモグラフィーを導入し、乳がんの早期発見に努めております。また、練馬区乳がん検診(マンモグラフィー検診)の指定病院として、年間2000人以上の検診を行なっております。
胸のしこりなどで心配されている患者様に、可能な限り、来院したその日のうちに、マンモグラフィー・乳腺エコー・細胞診など必要な検査を施行するように努めております。お気軽にご相談ください。(検査を希望される方は、お電話で御予約の上ご来院ください)
乳腺疾患の症状は自分で見て触って気付くこともよくあります。
下記のような症状、項目に該当するかたはご相談ください。
皮膚のくぼみや引きつれ、しこりの有無、色調の変化、乳頭分泌の有無などを調べます。
視触診だけで診断がつくわけではありませんが、病変の状態を把握するために重要な検査になります。分泌物を採取し細胞診検査へ提出することもあります。
乳房を上下・左右方向にはさんで撮影するレントゲン検査です。
乳房腫瘍(しこり)を見つけるだけでなく、超音波検査では見えづらい微細な石灰化病変を見つけるのにも有用です。ただし、乳腺が発達している若い人やとても痩せていて乳房のボリュームの小さい方などでは、腫瘍を見つけにくいことがあります。検査時には圧迫による痛みがある程度は伴いますが、より良い写真のためには少しだけ我慢していただく必要があります。
超音波検査(エコー)はゼリーを塗ったプローブと呼ばれる機械を乳房に接触させ、モニターに乳房内の様子を詳細に映し出す検査です。痛みや被ばくの心配がなく、妊婦さんや授乳中のかたでも安心して受けられる検査です。マンモグラフィ検査で見えなかったような小さな病変や乳腺内の変化が見られることもあります。
乳房内の腫瘍性病変に対しエコーの画像を見ながら細い針を刺入し、注射器で陰圧をかけて細胞を吸引採取してくる検査です。取れた細胞を顕微鏡で確認し、良性・悪性の判断をします。しかし、病変の質によっては細胞を十分に採取できないこともあり、その場合は必要により組織診検査に進むことがあります。
乳房内の腫瘍性病変に対し、局所麻酔をした上で細胞診よりも太めの針を刺入し、腫瘍の一部を採取してくる検査です。細胞診よりも採取できる検体の量が多いので、良性・悪性の判断だけでなく、具体的な診断やその病変の性質などを知ることができます。
順天堂練馬病院など他院で手術された患者様に対して、紹介元の病院と連携しながら、治療(術後のホルモン療法など)、フォローアップをしております。また、紹介元での術後の治療が終了した後も、当院でフォローアップさせていただいております。術後当院でフォローアップを希望される方は、紹介状をもって、ご来院ください。
男性にも乳腺がある為、ホルモンのバランスにより乳腺がはれ、乳頭直下にしこりを感じることがあり、女性化乳房とよばれます。思春期の子供と中年期の大人に男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れて胸が腫れたり痛んだりするときがあり、生理学的女性化乳房です。それに対して、はっきりした原因がある病的女性化乳房があります。その中でも一番多いのは、薬の副作用です。原因になる薬は、降圧剤、胃潰瘍胃炎の薬、吐き気止め、精神安定剤、睡眠薬などです。その他の原因には、甲状腺の異常、肺結核、肝臓の疾患、糖尿病、睾丸腫瘍、副腎腫瘍、下垂体腫瘍などがあります。
また、男性にも乳がんがあります。一般に片側性で硬く、女性化乳房とは区別がつき易いですが、疑われる場合は、マンモグラフィや乳腺エコーなどの検査が必要です。男性の方でも、乳房の腫れ、しこりが気になる方は、ぜひ受診してください。